私はあっさりした性格(面倒臭がりや)の故か、サークル以外の友人があまりいません。

そんな中でも、盃を酌み交わしたのはたったの一人。(自分の社交性の無さを嘆くばかりですが・・・、そんな私の事情はどうでも良いのです。)

今回はその友人についての話です。

彼は大学の演劇部に所属していたのですが、昨年辞めてしまいました。

本人いわく「このままだと本当に演劇を止められなくなるから」と。

このまま演劇を続けても、才能が無いからそれで生計を建てていくのは難しいし、何より親に楽をさせてあげたい・・・ということでした。

私は、演劇の「え」の字もわかりませんでした(もちろん、今もわかっていません・・・)が、彼の書いた脚本は、私の胸に何か決定的なものを残していきました。

言葉にするには自分の語彙がたりません・・・。

彼の脚本をもう一度見てみたいと思っていたので、残念でした。

 

そんなことがあって、演劇で繋がっていた彼とは最近は余り会っていませんでした(薄情な話ですが・・・)。

すると今日突然彼から知らせがあり、また演劇を始めたとのこと。

理由はどうあれ、私はとても嬉しかったです。

もしかしたら、私は一生懸命に取り組んでいる彼が眩しかったのかもしれません。

9月には公演があるそうなので、是非行きたいと思います。

 

彼が一生懸命稽古に励んでいることを思うと、自分も負けてられません!

今夏はサークルに勉強に全力でぶつかっていこうと、気持ちを新たにする所存です。