ちょっとまとまったお金が入ると、つい使ってしまうのが私の悪い癖なのですが…。
そろそろレンズから離れて、980円で買ったグニャグニャの三脚を更新しようと思っていた矢先に、近所のリサイクルショップにて「SLIK SPRINT CG」(CG=Champagne Gold)が3000円で売りに出ているのを見つけました。
理想的には軽くて丈夫なもの(当たり前)が良いのですが、カーボン製だとお財布に厳しい。
色々悩ましいところですが、もとより数万円する三脚を買うつもりなど更々無いので、この手軽さで3000円は”買い”だと思い、購入しました。
SLIKのSPRINTシリーズは、今も製造されていますが、こちらは型落ちのようで、現行品(デジタルシリーズ・SPRINT CL)とは多少の差異があります。
例えば、
①可変石突(石突は三脚の脚の先っぽのこと。可変石突とは、回すと地面でのグリップが良くなる金属の爪が出てくるもの。)が付いている。現行品はゴムが付いているだけ。
②ローアングル撮影ができない。現行品は16cmまで下げられる。
などなど。
多少なので、極論ローアングル撮影をする気が無いのであれば、こちらでも十分です。
さて、肝心の使用感ですが…。
さすが中古で3000円も(笑)することはあって、しっかりと支えてくれます。
自由雲台は機材によってはお辞儀(重さに耐えられずに、傾いてしまう)してしまうとのことですが、私が持っている機材中で一番重い組み合わせ(PEANTAX K-x+smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED)でも問題はありませんでした。
比較的コンパクトに収まっているので、今まで使っていた三脚から違和感なく移行できます。
安心して夜景撮りや旅行へ気軽に持っていける三脚です。